Cartonnageとは、何?
一言では答えられない質問ですよね。
カルトナージュの語意は、「厚紙」すなわちカルトン(仏語です)を意味し、カルトナージュは厚紙で作った箱を指して呼びます。
歴史を紐解くと、、、
*18世紀の中頃に、フランスの南東部にあるバルレアス地方で養蚕業が栄え、養蚕家が蚕の卵(蚕種)を輸入するための蚕種紙輸送箱として作らせたことが発祥とされています。
ということは、南仏で、蚕さんを運ぶために作られた箱がスタートということですっ!!!
蚕さん、贅沢ですねぇ。
その後、
*18世紀後半、フランスの貴婦人達の習い事として、厚紙を素材に紙箱を組み立て、その上から美しい布やプリント紙を貼付けた箱や小物を作る手法が流行したことによって、その後ヨーロッパで受け継がれる伝統工芸になったとされます。
納得ですねぇ。
フランス以外では、プリントペーパーを用いた製本技術の優れていたイタリアも有名ですし、デンマークのエスカという伝統工芸もあります。
それらヨーロッパの技術がうまく融合して今日至っているのですね。
長くなりましたが、
なにはともあれ、自分の好きな色合いや柄のfabricやpaperで、
実用的なもの、気に入るもの、
そばに置きたいものを手作りする!
それが、Cartonnageの魅力なんだと思います♪♪♪
lessonでも、
『こんなの、作れちゃうんですね!!!』
という声を、良くいただきます。
安価な大量生産ものの溢れる世の中で、時代と逆行しているようにも思えますが、
時間と手間はかかれど、なかなかecoなホビークラフトですよ。
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